もう1つのグランプリ

こんばんは。エソラです。

今週末は阪神競馬場でグランプリレース宝塚記念が行われますが、その前に私のブログでは乃木坂46オススメ曲ベスト20のグランプリ受賞曲を発表したいと思います。先週の記事で11位~20位の発表を行いましたので、まだ見ていない方は、まずはそちらを見にいっていただければと思います。まあ、どちらでも構いませんが。普段から私のツイッターを見ていただいている方はもうだいたいお分かりかと思いますが、もちろんグランプリはあの曲です。それでは早速、10位から順番に発表していきたいと思います。

 

第10位 ロマンスのスタート

ライブのアンコールでも超定番の大人気曲ですね。楽曲本体ももちろんですが、MVは乃木坂46史上最高傑作だと思います。私もバイト先に来店した西野七瀬と、ある日駅でバッタリ再会を果たして連絡先を交換する人生を送りたかったのですが、残念ながら大学時代に私のバイト先に西野七瀬が来店することはありませんでした。もちろん生田絵梨花の隣で授業を受けることもありませんでしたし、白石麻衣らとカラオケで合コンをすることもありませんでした。大学生活にこのような夢を描いた高校時代の私にとって、現実はあまりにも儚く厳しいものでした。残念ですが、来来来世くらいでこのMVの主人公に転生出来ればいいなと思っています。

 

第9位 設定温度

乃木坂46としては初となる期を跨いでの全メンバー参加楽曲です。恋愛関係にある男女2人の心理的距離を、エアコンの設定温度を用いて表現しているのが美しいですね。ラスサビの「この恋愛の設定温度」というフレーズがオシャレでお気に入りです。1期、2期、3期生全員参加という点や爽やかな曲調が乃木坂46らしさを演出しており、グループの代表曲の1つとして相応しい楽曲だと思います。

 

第8位 無口なライオン

私が高校時代に最も心を動かされた楽曲の1つです。「泣きたい時は泣けばいい 涙こぼしても 君は王者なんだ」という2サビの歌詞は、辛い時や悲しい時に自分を偽らずにいようと思わせてくれました。転校によって友人との別れが近づいている西野七瀬を始め、人生の分岐点に立つそれぞれのメンバーが、自由に、そして強く生きようとする様子を描いたMVのストーリーにも注目です。ラストの西野七瀬若月佑美の対照的な2人の別れの描写が切なくてグッと来ます。

 

第7位 ゴルゴンゾーラ

北野日奈子さん、渡辺みり愛さん、堀のユニット曲です。中毒性があってなんかいいです。

 

第6位 環状六号線

私の毎朝のアラーム曲です。なんかオタクみたいですみません。井上小百合さんと伊藤万理華さんの間に生駒里奈さんをぶち込んでくるユニットのチョイスが絶妙でイイですね。環状六号線の工事前後で移り変わる「君」との関係性について、追憶にふける主人公の様子が歌詞から鮮明に伝ってきます。王道なアイドルソングながらどこか少し切なさも感じる、そんな世界観も魅力的です。

 

第5位 サヨナラStay with me

低迷する最近の楽曲から久しぶりに超良曲が出現しました。なぜこちらが白石麻衣卒業曲に選ばれなかったのか、これは人類にとって永遠の謎になると思います。ですが、1期生の古豪と3.4期の次世代を担う新勢力というユニットの構図もまた素晴らしいです。学生時代を思い出させるような歌詞とメロディーは、何度聴いても心を掴まれます。「永遠分の一を私にください Stay with me」の切ない歌詞ながらもテンポ良く歌い上げられている部分が個人的にはとても好きです。

 

第4位 Tender days

私のツイッターをフォローしていただいている方々の多くは、もしかするとこの曲を第1位に予想していたのではないでしょうか。すみません、第4位です。ただ、松井玲奈さんを除く10thシングルの10福神9人というメンバー構成を見ても、ファンからの評価はあまりにも低すぎます。男子の友情を描いた楽曲は乃木坂46の中ではかなり珍しく、これを当時のトップである10福神に歌わせておきながら、MVはないというレアな感じがこの楽曲の最大の魅力です。正に、「隠れた名曲」というヤツですね。偉そうなことを言ってしまいますが、この楽曲の価値が分かる人こそが真の乃木坂46ファンだと私は思います。ちなみに、この曲を聴くオススメの天気は雨です。

 

第3位 シャキイズム

メガシャキのCMソングとして有名となったこの曲は、おそらくファンでなくてもメロディーを聴いたことがあるという人は多いでしょう。「シャキっとする」に主義という意味の「イズム」を合わせた造語も面白くてセンスがあります。楽曲自体は王道アイドルタイプで、ライブでも定番の盛り上げ曲ですが、何より素晴らしいのはMVです。恋愛禁止の近未来の学校を舞台に、男子生徒と風紀委員が繰り広げる戦いを描いたストーリーと細かな設定がとても面白いです。終盤の特訓シーンから風紀委員との最終決戦までのシーンは特に格好いいですね。橋本奈々未が放った弾丸を生駒里奈素手で容易くキャッチしてしまうシーンが私のお気に入りです。そして当たり前ですが、ヒロインの星野みなみちゃんが世界一可愛いです。時間がある方はMVを隅々まで見返してみてください。

 

第2位 急斜面

御三家3人による最初で最後のユニット曲であり、「それでも、御三家は永遠だから」という言葉をまさに表現しているかのような作品です。楽曲本体もMVも最高で、チャートの形は綺麗な五角形を示しています。好きという気持ちをストレートに伝えようとする真っ直ぐな歌詞はとても魅力的で、急斜面を駆け上がり、最後に大声で想いを伝える描写がとてもドラマチックです。MVのストーリーとしては、バンドの中で劣等感を感じ、メンバーから抜ける決心をした白石麻衣を2人が連れ戻すシーンが死ぬほどエモいです。人生において、これほどまでにエモいことがあっていいのかというくらいにエモいです。3人で力を合わせて困難を乗り越えていく様子は、まさに「急斜面」というタイトルに相応しいですね。なんかもうこれが第1位でいい気がしてきました。

 

さて、ここまでトップ10のうち、第2位までを発表してきましたが、この後はいよいよ第1位の発表です。表題曲を除く乃木坂46全楽曲の中から頂点に立ったのは一体どの作品なのでしょうか。気になるグランプリ発表の前に、ここで一旦私の帝王賞本命馬の発表です。

 

大井11R  GⅠ 帝王賞

◎②ルヴァンスレーヴ

1年半ぶりの復帰戦となった前走かしわ記念は、圧倒的1番人気に支持されながら勝ち馬から1.6秒離された5着と敗退しましたが、明らかな調整不足で能力を全て発揮したレースができたとは言い難いです。一週前、最終とダートコースで最低限の追い切りしか消化していませんでしたので、長期休養の原因となった脚部不安から完全に脱却したわけではなかったのでしょう。それに比べ、この中間は休養前同様にWコース主体でしっかりと負荷をかけてきました。一度叩かれたことで、上積みも大きいですし、前走の負けで人気が落ちるようであれば今回は間違いなく買いです。1人気想定のオメガパフュームにも3歳時にはこの舞台で楽勝していますので、まともに走れば能力の差は明らかです。相手は力関係が不明なクリソベリルくらいでしょう。

 

 

それでは、ランキングの方に戻りましょう。乃木坂46オススメ曲ベスト20、栄えある第1位はこの曲です。

ドゥルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルル、ドゥン!!!(ドラムロールの音)

 

第1位 あの日 僕は咄嗟に嘘をついた

どれほど考えてもこの曲の1位は揺るぎませんでした。堂々のグランプリ獲得です。ぶっちぎりです。圧勝です。まず、前提として私は井上小百合さん推しですので、その時点でこの結果は決まってしまっていました。ただ、そんな私情だけで評価をしたわけではなく、この楽曲には頂点と言うに相応しい魅力が語り尽くせないほど詰まっています。乃木坂工事中のベストソング歌謡祭のアンケートに、井上小百合さんご本人が「この時期にあった出来事や、この時のアンダーライブを知っていなければ乃木坂は語らないでほしいです(笑)」と記載していましたが、まさにその通りです。

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もはや私が色々言うのもおこがましいくらいなので、画像のアンケート文を読んでください。ちなみに、私が井上小百合さんを推すきっかけになったのもこのアンダーライブ2ndです。おそらく11th以降に乃木坂46のファンになった方々がこの時代まで巻き戻ったら、全員井上小百合さん推しになるのではないでしょうか。イントロから最後の1秒まで、どこを切り取っても心を大きく揺れ動かされるような、言わゆる「神曲」です。あまり細かく語り始めてしまうと、六法全書を超える分厚さの本が出来てしまうくらいの文章量になってしまうので、割愛させていただきます。MVのラストシーンでは、演劇部で脇役となった悔しさを吐露し、涙を流す伊藤万理華さんと、悔しさを押し殺しながらも彼女に優しく寄り添う井上小百合さんの2人から当時の現実の彼女たちの思いも垣間見えます。

 

以上、私の乃木坂46オススメ曲ベスト20の発表でした。どうでもいいですが、第2位「急斜面」の部分を書いている時に一度下書きが全部消えて死にました。人生で一番死にました。はい。長々と拙い文章を読んでいただき、ありがとうございました。それでは。

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