春は枯れ再び廻る

こんばんは。エソラです。

 

先週で東京5週連続GⅠが終了し、今週からいよいよ夏競馬に突入します。函館1Rのファンファーレが今からとても待ち遠しいですね。昨年はJRA全10場の中で、北海道の2場だけが大幅プラス収支で開催を終えました。一昨年までは、あの手この手を用いて購入即処分していた競馬エイトの函館札幌面も、こうなれば家宝に早変わりです。命にも代え難い大事な大事な函館面を胸に抱えながら、明日は東京競馬場の指定席で優雅に函館競馬のファンファーレを聴く予定です。愛する北海道開催で今年もガッツリ稼がせてもらおうと思います。

 

さて、2022年のダービーも無事に終了し、先週からは2歳新馬戦がスタートしました。ダービーに始まりダービーに終わるという格言通り、戦いは早くも来年のダービーに向けてスタートしています。というわけで、本日のブログは日本ダービー安田記念の馬券回顧に、5月の月間収支報告、22-23シーズンPOG指名馬紹介と、超豪華3本立てでお送りしていきたいと思います。どうぞ最後までお付き合いください。

 

まずは日本ダービーの馬券回顧です。本命は⑬ドウデュースでした。購入した馬券は以下です。

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前日に購入した単万と、3連単1点のみという、かなり控えめな馬券にしました。自分が競馬を始めてから1番購入金額の少ないダービーだったかもしれません。本当は10万円勝負をしようと買い目まで決めていたのですが、平場の調子が悪すぎて今日は運がないと判断したこと、追加入金に行くのが面倒になったこと、純粋に武豊とドウデュースだけを応援するレースにしたくなったことなど、色々と諸事情が重なり、こうなりました。仮に10万円分馬券を購入していても的中したのは単勝だけでトリガミになっていたので、これに関しては良い判断でした。連系の買い目は対抗のジオグリフと、穴で狙うつもりだったマテンロウオリオン、ロードレゼルを本線に組んでいましたので、買わない勇気も時には良い結果をもたらしてくれるものだと実感しました。

レースについては今さら何かを語る必要はないでしょう。ダービーは最も運のある馬が勝つと言われる通り、正に"持っている漢"武豊とドウデュースが主役の最高のレースになりました。皐月賞の敗戦すらもダービー制覇への布石と思わせるような、これ以上ない完璧なレースでした。馬券抜きにしても、これだけ心から感動できたレースは久しぶりだった気がします。そして、持っていない残念ボーイの川田将雅がしっかり馬券外に飛ぶのも芸術的で非常に美しかったです。総合して、今年のダービーはかなり満足度が高い一戦でした。

 

続いて安田記念、本命は⑬ソングラインでした。購入した馬券は以下です。

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池添謙一の渾身の一撃を的中で飾れなかったことは悔しいですが、丸2年ぶりのGⅠ制覇を現地で見られたことは非常に嬉しかったです。

やはり、大舞台の池添と言われている通り、池添騎手のGⅠ制覇には何か特別な盛り上がりがあるような気がします(当然推しメン補正はゴリゴリに入ってはいます)。ただ、それは彼のGⅠ制覇は、前走の騎乗ミスだったり、僅かな着差の悔しさを晴らす、汚名返上というか名誉挽回というか、そういうような勝利が非常に多いからなのではないかと思いました。実際に継続騎乗でのGⅠ勝利はオルフェーヴルを除くほとんどの馬が前走掲示板内で僅差の敗戦を喫しています。逆に連勝でのGⅠ制覇はオルフェーヴルを除くと2例しかなく、前走からの巻き返しが大舞台の一発というイメージを強く持たせているような気がしました。

 

はい。

安田記念の馬券回顧ではなく池添謙一のGⅠ回顧になってしまったことを一旦お詫びしておきます。

 

馬券は本命のソングラインから高配当を狙って3連複を組みましたが、相手選択に失敗しました。目論見通り、レシステンシアが控える競馬を選択したことで、マイルGⅠとしてはペースはかなり落ち着き、穴で狙っていたダノンザキッドやホウオウアマゾンには絶好の展開になったかと思われました。しかし、土曜日や日曜前半はそれなりに内側も伸びていた馬場が、メインの時間帯には完全に外伸びに替わり、内の先行勢には結果的に苦しいレースとなりました。今回の馬券で個人的に一番馬券悔やまれる部分はサリオスを狙えなかったことです。全くもって正当な予想ではないですが、去年の同レースをダノンキングリーが勝利した際に、ダービーから4歳時の安田記念までのローテと成績が似ているサリオスが来年の本命馬だと言っており、週中までは相手本線に考えていたのですが、追い切りを見て評価を下げてしまいました。最終的に1人気になるイルーシヴパンサーを2列目に加えるくらいならもう少し冒険してみても良かったかもしれません。後は単勝が8.2倍もついていたので脳死の池添単万でも良かったですね。まあ、何はともあれ池添謙一は最強で最高でした。

 

そんなこんなで6月はややマイナスでのスタートとなりましたが、ここで5月の月間収支を振り返っておきます。購入レース数は124RとWIN5の3回で、回収率は約138%、収支はプラス184,450円でした。現地の回数も増えましたが、購入レース数もそこそこ抑えられましたし、何よりどデカい的中が一発あったことに救われました。どうやら奇数月は勝てるようです。逆に偶数月は全く勝てないようなので、今月は諦めましょう。年間収支に影響を与えすぎない程度に負けて、来月に備えようと思います。神の函館競馬と得意な新馬戦でどうにか踏ん張っていきたいです。

 

そして、新馬戦と言えば馬券だけでなく、POGも楽しみの1つです。今年もPOG馬を牡馬牝馬5頭ずつ、計10頭を指名しました。一応去年の国潰POGのルールに乗っ取り、非ノーザン生産馬と新種牡馬の産駒を牡馬牝馬でそれぞれ1頭ずつ選んでいます。

自分は血統についてはそれほど深い知識がないのですが、POG馬を選ぶ上で重要視していることが1つだけあります。それは馬名です。馬名の雰囲気が指名理由の8割強を占めています。まあ、それはそうです。強い馬は大体馬名がいい感じなので。強い馬の馬名がいい感じに見えるだけという説もありますが。というわけで、毎年POG指名の時期は全ての2歳馬の馬名をチェックしています。おそらくPOGをやっている全人類の中で、私が最も馬名チェックに時間を費やしている人間だと思います。そんな感じで、いい感じの馬名の馬をいい感じの頭数ピックアップできたら、厩舎やら血統やらなんやらを知識がないながらもチェックし、最終的に一番いい感じの10頭をいい感じに指名します。そうして選ばれた今年のいい感じの10頭が下記になります(一応先週の新馬戦が始まる前には全ての指名を終えています)。

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こうして並べて見ると、もう半数以上の種牡馬の現役時代を自分がリアルタイムで見ていたことに驚きます。通りで私も年をとるわけですね。きっと来年のダービーまでの時間もあっという間に過ぎ去っていくものと思われますが、今年の2歳戦はこの10頭に楽しませてもらおうと思います。

 

本日は以上になります。日付が変わるといよいよ夏競馬開幕デーです。待ちに待ち過ぎた函館競馬のファンファーレがやっと聴けます。明日は久しぶりの指定席観戦です。優雅な土曜日を過ごしたいと思います。苦戦を強いられるはずの偶数月なので、勝負は焦らず、急がず、とりあえず函館1Rの池添に全財産をぶち込もうと思います。それでは。

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