確率の問題じゃないんだよ

こんばんは。エソラです。

 

新年度を迎えました。街ではスーツ姿の新社会人をよく見かけますが、今年の世代は対面とリモートの双方で就職活動を乗り越えた二刀流世代なんて呼ばれているようで、なんとも安直というか、あまりピンとこないネーミングセンスに呆れつつも、今年もまた無事に後輩を迎え入れることとなりました。

さて、今週はいよいよクラシック開幕戦、阪神競馬場桜花賞が行われます。馬券的には、近年は比較的落ち着いた決着が多いように見受けられる同レースですが、2週連続となった波乱決着の流れがここでも続くでしょうか。当日までじっくり吟味したいと思います。

 

さて、まず本日は3月の月間成績から見ていきます。購入レース数はやや減って64RとWIN5が4回、回収率は約140%、収支はプラス109,790円でした。先月の地獄収支から少しだけ持ち直しました。ただ、万馬券は前回更新時に載せた36万馬券の一本のみで、一発回収の穴狙いスタイルではありますが、その他にはこれといった的中が全くなかったため、もしこの馬券が獲れていなかったらと思うと少しゾッとします。まあこれが自分の本来の勝ち方と言えばそうなのかもしれませんが、やはり負けが続いてる時は焦りが出てきてしまうのは事実で、改めて馬券は我慢勝負なのだと思い知らされました。

 

続いて、先週、先々週に行われた2つのGⅠの馬券回顧も行っておきます。まずは高松宮記念です。本命の⑦レシステンシアから⑬トゥラヴェスーラと⑭ダイアトニックを本線に3連系をかなり厚く購入しましたが、見事にカスリもせず、わずか1分で4万円を失いました。

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本命馬の複勝圏をこれっぽっちも疑っていなかったので、正直全く悔しさがなかったというか、レース後は清々しさすらありました。さらに3着⑩キルロードは私が馬券から完全に消した2頭のうちの1頭だったので、このレースに関しては何回やり直そうが、一生当たることはありません。レシステンシアの敗因について、まず多く挙げられているのはやはりペースです。ただ、個人的には同馬の過去レースを見ても十分対応可能な範囲内だったと思いますし、3番手追走のキルロードが勝ち馬と差のない3着まで粘れていることからも、それはあまり大きな要因でないように感じました。それよりも、やはり状態が力を十分発揮出来るものではなかったんでしょう。追い切りを見ても特に問題はないように見受けられましたが、当日の馬体増が示した通り、帰国初戦というのはそれだけ難しさがあったのではないかと思います。前述したペース問題で、鞍上の乗り方に疑問を抱く意見が多く見受けられましたが、個人としてはそこに敗因を求めるのは少し違うのではないかと感じました。

一方、勝ち馬のナランフレグですが、こちらは鞍上の腹を括った乗り方が見事にハマりましたね。毎回終いの脚は堅実ですし、それに加えて今回は、馬場も展開も全てが味方した見事な勝利でした。やはり、騎手のGⅠ初制覇はいつ見ても少しグッとくるものがありますね。ウイニングランとインタビューはとても感動しました。

 

そして、問題は先週の大阪杯です。本命はもちろん現役最強馬⑥エフフォーリア、対抗に⑨アリーヴォ、相手本線に①スカーフェイス、⑩ヒシイグアスで馬券を組み立てました。

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レースはまさかのエフフォーリアが9着大敗と、忘れかけていた競馬の恐ろしさを再び突きつけられる結果となりました。対抗としてド厚く買っていたアリーヴォが3着に来ていただけに、どうにか仕留めたかった悔しい敗戦でした。高松宮記念同様、1番人気を疑いもせずノコノコと購入した自身に非があるのは百も承知ですが、やはり普段とことん穴狙いをする人間からすれば、自分がダントツ人気馬を軸にした時に限って、大波乱が起こるととてつもなく悔しいものです。

そのエフフォーリアですが、これこそ敗因を明確にすることは難しいでしょう。初輸送で調教内容がこれまでと違ったことや、発送直前のゲート内でのアクシデントなとが囁かれていますが、それだけであそこまで負けるとは到底考えられません。スタートからやや後手を踏み、道中も全く良いところがなく、4コーナーでは完全に余力がなかったですから、昨年とは悪い意味で全くの別馬のような走りでした。次走は宝塚記念とのことですが、是非とも復活を期待したいです。

逆に良い意味で驚かされたのは勝ち馬ポタジェです。GⅡやGⅢでも常に善戦止まりでしたから、さすがにここで狙うことはできませんでしたが、ディープ産駒の底力を改めて思い知らされました。自分はあまり詳しくないですが、血統の魅力はきっとこういうところにあるのでしょうね。また、先週の阪神芝コースが坂路調教馬天国でしたから、それもマッチしたかもしれません。アリーヴォやスカーフェイスを狙ったのはその理由からですが、ポタジェ、レイパパレも正にその傾向に当てはまる2頭でした。エフフォーリアを少しでも疑う気持ちがあれば、結果は変わっていたでしょうが、どうしようもないですね。穴狙いのスタイルを貫くのであれば、アリーヴォからの馬券を少額でも購入しておくべきだったかもしれません。

 

そんなこんなで2週連続で人気を裏切る形となってしまった横山武史Jですが、今週の桜花賞で騎乗するナミュールも現在1人気となっています。個人的には、大衆がやや疑心暗鬼になり始めたところで、しっかり馬券内にくるのが競馬のお約束だと思っているので、あえてこの馬から素直に買うのもアリなのでは、と思っていますが、そんな単純な確率論で当たるほど甘いものではないことも重々承知していますし、土日の馬場状態も見ながらじっくり検討したいと思います。現時点での本命候補は①ナムラクレアと⑥ウォーターナビレラです。コース替わりで今年も軸は内枠先行から、となるとまずは安定感があり、最終追い切りでは坂路自己ベストを更新、使った上積みも期待できるウォーターナビレラは人気でも無視できない存在でしょう。ナムラクレアは、坂路では引き続きいい動きを見せますが、前走同様に一週前はCWで自己ベストを更新、距離延長への対応を確かに感じさせる調整内容で、最内からスンナリ先手がとれればアッサリ押し切りまであって不思議ないと思います。

 

本日は以上になります。明日は数年ぶりにJリーグを見に行きます。まあ所詮J2なのでハイレベルな試合は期待していないですが、適当に楽しんできたいと思います。ちなみに応援しに行くチームの選手は、今はほぼ知らない人たちの模様ですが、とりあえず頑張ってほしいです。それでは。

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