HERO IS COMING.

 

こんばんは。エソラです。

 

今週末はいよいよ日本競馬の祭典、第89回東京優駿日本ダービーが開催されます。競馬をやっていると時間の流れが本当にあっという間で、去年のダービーの記憶がつい先日の出来事のように思い出されます。今年は近年稀に見るハイレベルと称される3歳牡馬世代、中でも皐月賞の上位4頭は能力的に抜けた印象で、さすがに勝ち馬はこの4択でいいのかなと思いつつも、3着くらいに何かしら人気薄が突っ込んできてくれればいいなという感じです。オッズの類似性も加味すると14年ワンアンドオンリーの年に近いでしょうか。そんなイメージで考えています。

さて、そんなこんなで東京5週連続GⅠも先週で折り返し地点を迎えましたが、本日はオークスまでの3つのGⅠレースの馬券回顧をしていこうと思います。

 

まずはNHKマイルカップの馬券結果です。本命は⑧アルーリングウェイでした。購入した馬券は以下です。

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そこそこの自信があったので、少し勝負に出ましたが、アルーリングウェイは9着に敗れた上に、勝ち馬は人気馬の中で、唯一軽視したダノンスコーピオン、さらに完消しの殿人気カワキタレブリーが3着と、予想も馬券も大惨敗でした。連系馬券の相手が1〜3人気でしたが、本命馬も最終的に5番人気まで押し上げられていたので、結果的に馬券の組み方も悪かったです。そのアルーリングウェイですが、スタートで後手を踏み、最後の直線も一番伸びないところを走らされてしまったので、能力をフルに発揮できない残念なレースになってしまいました。たらればを言っても仕方ないですが、普段通りのスタートを決めて、スムーズな競馬できていれば能力は間違いなく通用していたはずだと思っています。セリフォスは休み明けの影響が少なからずあったように感じましたが、能力的に思ったほどではなかったのが、インダストリアです。道中の運びも文句なしで、直線も最も伸びる場所を選択できただけに、単純に馬が弱かったという印象です。そして、個人的に最も強い競馬をしたと思っているのが、最内枠から、最後は大外に持ち出して飛んできたマテンロウオリオンです。この馬は、前日の競馬予想TVの段階で、ローテーションと追い切り内容からメイチはダービーと井内さんが仰っていましたが、私自身もこの仮説にはかなり納得しましたし、今週も見せ場があっても全く不思議ではないように思います。

 

続いて、ヴィクトリアマイルの馬券結果です。本命は①デアリングタクトでした。購入した馬券は以下です。

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まあ正直デアリングタクトについては9割願望という、ゴリゴリに私情込みの本命だったので、対抗の②ソングラインが実質本命というところはありましたが、展開を考えるとあの位置からでは当然届きませんね。オッズ的には超混戦で、これだけの点数を買ってもガミの目がほとんどなかったので、思い切ってかなり手広くいきましたが、唯一消した殿人気⑩ローザノワールがあわやの4着だったことはとても悲しかったです。⑤ソダシはやはりこの舞台では文句なしの強さでした。多少の展開利はあったにしても、マイル路線では今後も主役の1頭でしょう。⑪ファインルージュは直線で大きく躓き、進路を切り替えるロスがありましたが、2着まで追い上げてくる脚は目を見張るものがありました。そして、3着の⑦レシステンシアについては、一見すると穴で好走した一戦という見え方になるかもしれませんが、個人的にはむしろ取りこぼしたレースだと考えています。ローザノワールを可愛がりすぎた結果、超前残りの展開となりましたが、併せられてからの伸びが乏しい同馬にとっては直線で早々とソダシに並ばれたのが非常に苦しかったです。結果論なので仕方がないですが、もう少し早めに逃げ馬を捕まえに行けていれば、より際どいレースができたのではないかと思います。デアリングタクトは復帰戦としては上々の結果と言っていいと思いますが、次走もおそらく人気してしまうことを考えると、なんだかなあという感じです。まあ、一先ずは無事に走り終えてくれたことに拍手ですね。

 

3週間溜めてしまった分、回顧はまだ続きます。続いてオークスの馬券結果です。本命は⑧ナミュールでした。購入した馬券は以下です。

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2019年有馬記念サートゥルナーリアぶりの自信度SSSSSSレースでした。どちらも本命馬が負けていることは一旦置いておきますが、とりあえずかなりの自信があったので、金額も当時に合わせた65Kで久しぶりに大勝負をしました。正直思ったほど儲からなかったのですが、やはり単複ドカンは連系の馬券よりも緊張感があっていいですね。久々に現地で興奮できました。反省点があるとするならば、ワイド馬連の相手を増やしすぎた点です。当初は③⑨⑱に絞っていた相手でしたが、日和って⑥サークルオブライフまで最低限の金額で抑えたことは結果的に少しダサかったです。⑪ベルクレスタはPOG馬で人気薄ということもあり、一応買い目に入れましたが、購入時から半分近くオッズが下がったのでこれもかなり無駄な目でした。

さて、ナミュールを本命にした理由についてですが、これは至って単純で、この世代の牝馬で最も能力が高いと思ったからです。2400mが未知の距離であることは全馬共通ですから、そうであれば赤松賞チューリップ賞のパフォーマンスだけでこの馬を今回本命に推す理由は十分でした。もう1つ理由を付け加えるとするならば、前走からプラス8キロと発表された調教後の馬体重です。もちろんレース当日までは輸送を控えていますが、この時点で、少なくとも前走よりは馬体維持に気を使わずに調整ができたと判断し、自分の中で大きなプラス材料としました。加えて、穴党が大好きな人気リターン案件でもありましたので、もう迷いは何一つありませんでした。

レースは放馬除外にサークル出遅れと波乱の幕開けでしたが、本命ナミュールが勝ち馬、2着馬とはやや離されたものの、武史Jの好騎乗もあり、なんとか3着は確保してくれました。

⑱スターズオンアースは縦長の展開で枠不利がほとんどなくなったのも功を奏しましたが、着差以上に強い競馬だったと思います。②スタニングローズは終始ロスのない競馬で、まさにダミアンマジックという印象、3連複の配当はこの馬に大きく助けられたので感謝しています。また、開始1秒でサークルオブライフを沈めてくれた川田将雅くんにも改めてお礼申し上げます。ありがとうございました。

 

以上、まずは先週までのGⅠ馬券回顧でした。疲れたので、最後にダービーの本命馬の話をさらっとして終わろうと思います。

第89回東京優駿、私の本命は⑬ドウデュースです。日曜日は令和一のガチ豊が見られると思います。皐月賞上がり最速とダービーの相性の良さは言わずもがなですが、ドウデュースが記録した33.8は皐月賞史上最速タイの上がりでもあります。ペースを考えればこの上がりだけを鵜呑みに評価することは危険だと重々承知ですが、終始右手前で走ってマークしたことを考えると価値は高いですし、近年の皐月賞で上がり33秒台をマークして馬券内に走ったドゥラメンテマカヒキは共にダービー馬となったこともまた事実です。レース後の思ったほど流れなかったという武豊Jのコメントにある通り、位置取りとしては想定通りだったと思われますし、むしろダービーに向けての試走程度に考えて良いでしょう。追い切りは皐月賞時と同様に1週前CW→最終Pのパターンですが、このレベルの馬になると特に調教でどうこう言う部分はないですし、引き続き素晴らしい動きだったと思います。

後は横の比較ですが、皐月賞を見る限り、ジオグリフとイクイノックスは共に枠順、馬場、展開と全てが向いた結果だったと感じています。特にジオグリフの方は、それがより強く感じられますし、イクイノックスはそれに間隔が詰まることに対する不安が付け加わります。ダノンベルーガについては、不利な内を通ったことがやたら取り上げられ、巻き返し必至ムードが漂っている点が逆に不安です。普通に考えればこちらが本命でもいいかもしれないのですが、川田将雅は不安要素がない時の方が飛んでくれるので、それに期待します。そうすると、4強で本命に推せるのは自然とドウデュースになるわけですね。単勝5倍くらいついてくれるととても嬉しいです。2,3,4番手評価としては当然残りの3頭になりますが、穴でマテンロウオリオン、ロードレゼルあたりは少し厚めに買ってみてもいいかなと思っています。

 

まあ、何はともあれ今週は年に一度の競馬の祭典、自分の本命馬を信じて、夢を託したいと思います。あとはやっぱり武豊がダービーを勝つ瞬間を一度は見てみたいんですよね。私が競馬を始めたのは2014年なので、その姿をまだ一度もリアルタイムで見ることができていません。彼がいつまで現役を続けるかは分かりませんが、ダービーでこれほどチャンスがある馬に乗れることも、もう残りそう多くはないでしょう。だからこそ、今年6度目の制覇を飾って欲しいという願いも込めて、私はドウデュースを本命にしました。ここを通過点に、秋はフランスで日本馬の悲願への挑戦も期待されます。

「先頭でゴールを切ることしか考えていないですよ」という共同会見での武豊Jの言葉、これほど心強いことはないです。信じて応援したいと思います。

 

それでは、良きダービーデーを。

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