夢叶うまで

こんばんは。エソラです。

先週の日曜日は阪神競馬場でグランプリレース宝塚記念が行われました。結果は2番人気クロノジェネシスが6馬身差で快勝し、2着には6番人気のキセキ、3着には大穴12番人気のモズベッロが入りました。私が再び夢を託したサートゥルナーリアは直線で伸びを欠き、4着に終わりました。

サートゥルナーリアの敗因としてまず挙げられるのは馬場でしょうか。午後に入り、レースが近づくに連れて強く降り出した雨は無慈悲にもこの馬を勝利から遠ざけてしまいました。道中は後方のインで脚を溜め、4コーナーで大外に出すと徐々に進出を開始しましたが、直線では普段の脚は見られず、内のモズベッロにも競り負けました。馬場が荒れたことで内枠が仇となってしまいました。スタートで行き脚がつかず、終始内の荒れた馬場を通ってきたことで、直線に入った時には既に余力が残っていなかった印象です。ただ、この適性外の馬場コンディションと苦しい展開になっても4着まで来れたのは、サートゥルナーリアの能力の高さの証明だと思います。実際、この馬を除く掲示板の4頭は重馬場実績があり、且つ道中は常に馬場のいい外を回っていました。良馬場であれば結果は違っていたと思います。

距離や持続力を指摘する意見もありますが、去年の有馬記念のレースぶりを考えればそれはあまり大きな要因ではない気がします。今回ばかりは天候を恨むしかありません。私はまだこの馬が現役最強馬であると信じていますし、良馬場なら次は必ず逆転できます。逆に勝ち馬のクロノジェネシスも6馬身差の圧勝だからと言い、まだ過信は出来ないでしょう。良馬場のワンターンや高速の上がり勝負では分が悪そうなので、秋に古馬王道路線に挑んでくるようであれば、評価を下げることも考えた方が良さそうです。

馬券回顧もしておきます。今回の宝塚記念で、私が購入した馬券は以下です。

前日の更新で単勝は買わないと言っていましたが、発走30分前の時点で2.8倍のオッズがついていましたので、飛びついてしまいました。最終的には2.4倍まで下がってしまったので、直前までオッズの動きを見ておくべきでした。3連系の馬券も全てサートゥルナーリアの頭固定で購入し、総額71,100円の勝負をかけました。保険馬券というものを購入しないタイプなので、本命馬が負けた時点で全て外れが決まってしまっていました。反省する点があるとすれば、単勝を十分な金額で購入していましたので、3連単フォーメーションを本命馬が飛んだ場合でもカバーできるように組むべきだったということでしょうか。予想的には勝ち馬のクロノジェネシスが2番手、2着馬のキセキが4番手評価でしたので、本命対抗を1着に置き、2着に4番手までの4頭を置いた78点を200円ずつ購入すれば、同じ金額で大きな的中馬券を得ることが出来ていました。推し馬の勝利を信じて止まないばかりに、冷静に馬券を考えられなくなってしまうところは、去年から全く成長が出来ておらず猛反省です。本命馬が勝った時に最も大きく儲かるように買うことは悪いことではないですが、最低限の保険はかけておくべきでした。秋以降のGⅠでは上手くリスクヘッジもできるように馬券を組みたいと思います。

とは言え、馬券の負債以上に推し馬が三度、古馬GⅠ制覇を逃したショックの方があまりにも大きいです。2歳GⅠ制覇とクラシック1冠で終わってしまうような馬ではないはずですので、復活を信じていますが、段々と状況は厳しくなってきました。秋には強力な3歳勢も路線に加わってきますので、どのようなローテーションを選択するのか注目したいと思います。ただ、ここまで追いかけ続けている馬ですので、最後まで全力で応援することに変わりはありません。いつかまた、現役最強馬と謳われるその日まで、夢叶うまで、ずっとずっと信じて待っています。