2020年の馬券回顧とか

お久しぶりです。エソラです。

2ヶ月半ぶりの更新となりました。本日は2020年の年間馬券回顧でもしてみようと思います。興味がある方は是非読んでいってください。

昨日で今年の中央競馬全日程が終了しました。有馬記念は本命クロノジェネシスが圧巻の競馬で堂々優勝、私も少しですが馬券を的中することができました。購入した馬券は事前にTwitterに載せましたが、大して儲かっていません。年間収支で考えると焼け石に水です。結論から申しますと2020年の回収率は約70%と至って平凡でしたが、負け額は7桁を優に超えてしまいました。逆に言えば7桁負けていてもこの回収率ですので、投資額がいかにクレイジーであったかがわかります。反省すべき点は来年の課題として洗い出し、逆に良かった点は継続していけるように努力していきたいと思います。

まず、年間回収率に大きな打撃を与えたレースとして負け額の大きかった5レースをピックアップしました。

  1. 6/28   宝塚記念   G1 -71,100
  2. 5/10   NHKマイル G1 -37,800
  3. 5/31   東京優駿   G1 -33,860
  4. 6/21   ユニコーンS G3 -30,000
  5. 11/29 ジャパンC  G1 -28,000

ワースト5は重賞レースで独占する結果となりました。ダービー以外は払い戻し0の完封負けです。レースの格に惑わされ、自分の予想に過剰な自信を持ってしまい、ベット額を上げすぎてしまうことは大きな反省点です。(ただ、ユニコーンSレッチェバロックは本当にかなりの自信がありました…。)

特にG1だからといって、自分の予想力が上がることなんてありえませんから、この辺りは来年以降、より冷静な判断力をつけていかなければいけないと感じます。また、今年最も負けた宝塚記念については、推し馬であるサートゥルナーリアに盲目になりすぎてしまったことが大きな敗因であると感じています。もちろん好きな馬を応援することも競馬の醍醐味の一つであるとは思いますが、馬券で勝ちたいのであれば私情を挟むことはNGだと再度勉強になりました。G1レースでも普段の自分のスタイルを崩さず、過度な自信は持ちすぎないよう、来年以降は注意していきたいです。そもそも自分の予想方法である調教というメソッドは、当然ですが、未勝利戦や条件戦の方が活きてきますので、勝負レースの選定も来年以降はより慎重に行っていくべきだと思いました。とは言っても、やはりダービーや有馬記念などのお祭りレースはベット額を上げたくなってしまいますね。

では、逆に成績の振るわなかった今年最も多く払い戻し金を獲得できたレースはどれでしょうか。トップ5は以下のようになりました。

  1. 4/26    鎌倉S(東京10R)  3勝 175,990
  2. 12/27  有馬記念(中山11R) G1  137,510
  3. 12/26  3歳上(阪神12R)  2勝 130,910
  4. 5/10    新潟大賞(新潟11R) G3  109,810
  5. 2/29    3歳(中山2R)     未勝  103,040

最終週の的中が2つランクインしたことで、ほんの少しだけ助けられた形になりました。3連単と3連複を重ねて的中した有馬記念以外は、全て3連複100円分の的中でした。また、重賞2つを除く3つは条件戦かつダート1200~1400mの短距離戦でした。やはり高配当が狙えるのは条件戦、そして比較的調教で狙いの立てやすいダートの短距離を自分はやや得意としていることが把握できました。しかし、自分の馬券が3連複で高配当一発回収のスタイルなので正直この結果はかなり物足りないです。ちなみに今年3連複で1000倍以上オッズの的中があったのは上記4レースのみでした。今のスタイルでは、このオッズ帯の的中は、1,2ヶ月に1回くらいはないと厳しいでしょう。かつ3000倍以上の配当も年に1回は欲しいところです。ですが、3連系の馬券、特に高配当を狙うとなるとどうしても最後は運任せになってしまう部分があると思います。人気がない=実績、能力が足りない馬はどうしても適正面や展開の紛れ、助けが必要になってしまいますからね。私は普段3連複のフォーメーションで馬券を組みますが、軸や2列目は能力やオッズを考慮してしっかり選定する反面、3列目の紐にはほとんどの馬を抑えています。1レースあたり大体30点前後の買い目になるので、的中率を考えると、当たった時にはそれなりの配当が必要になりますし、高配当が出現したときには確実に仕留められるようにしていかなければなりません。具体的には、目先のオッズにとらわれないことや購入点数が増えることを恐れないことが、重要でしょうか。たらればを言っても仕方ないですが、あと一歩のところで高配当を逃した例は今年もいくつもありましたから、噛み合えばプラス収支に持っていける力はあると信じて継続していきたいです。どうせ最後の決定打には運が必要な券種ですし、負けを恐れず、失敗を恐れず、忍耐強く辛抱していかなければいけないなと感じます。もちろん来るべき時に備え、軸馬を選定する能力は今後も磨いていくつもりです。

さて、ここまで今年の天国と地獄を紹介してきましたが、この他にも明暗を分けたポイントはいくつかあります。まずは、少頭数や配当妙味のないレースにもだらだら手を出してしまったことです。むしろ結果的にはこれが一番大きな敗因な気がしています。特に在宅競馬を強いられることになった今年の前半、ネット投票ですぐに馬券が買える環境に身を置いているあまりレースを見するという決断がほとんどできなくなっていました。1日の負け額を取り返したいがために、予定外のレースに参戦するといったことは今考えるとあまりに愚かな行動でした。塵も積もれば山となると言いますが、これらの小さい負けの積み重ねが年間の回収率に大きな影響を与えてしまいました。実際に、これを改善しようとネット投票を解約した10月半ば以降の回収率だけを見ると、約84%と年間回収率を大きく上回る結果が出ました。回収額的にも1000倍の配当をあともう一発的中できていれば、プラス収支を優に達成できた金額ですので、来年以降も購入レースの選定紙馬券購入の徹底は永続的に行っていきたいと思います。結局馬券の収支は年間どころかもっと長い目で見ていかなければならないので、1週間や1ヶ月負けが続いたくらいで動揺していては、負け犬なのだと思い知らされました。

ネット投票の解約に伴い、地方競馬の購入をキッパリやめたことも収支に良い影響を与えました。中央競馬のレースに比べて、高配当が出ることも比較的少ないですし、明らかに私には不向きですので、友人と現地に行くことでもない限り、地方競馬の馬券を購入することはないと思います。明日の東京大賞典も当然購入の予定はありません。

以上、今年の馬券回顧的なものでした。年間の競馬収支が数十万負けで落ち込んでいた人たちはこれを読んで少し元気が出たのではないでしょうか。なんなら、SNSで普段レース後に的中馬券を載せている人たちも偶然的中したときだけ見せびらかしているのであって、回収率で言えば全く大したことないので気にする必要はないと思います。

今年の年間回収率は大きくマイナスとなってしまいましたが、秋から改善して結果が出つつある部分もあるので、来年以降も継続して徐々に負債を取り返していくつもりです。年明けには早々に金杯が行われますし、心機一転、来年も頑張りたいと思います。幸い、2020年最終週に限っては良い成績を収めることができたので、この流れをキープしていきたいです。

それでは、皆様、よいお年をお迎えください。

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