ちょっとタメになるかもしれないお話

こんばんは。エソラです。

今日は私が思う馬券の上手い下手について書いていこうと思います。自粛期間が続いていますので、ここ最近の週末はだいたいいつも自宅で競馬をしながらツイッターを見ているのですが、そうするとTLでたまに同情するほど下手な馬券を目にすることがあります。もはや可哀想という感情を通り越して単純に不快になるのですが、SNSで何を発信するかは個人の自由なのでそればかりは仕方がありません。そっとミュートボタンを押します。いや、じゃあお前は人のことを言えるほど馬券が上手いのかと突っ込まれそうですが、少なくとも自分の中で一番大切だと思っていることは常に意識して馬券を買っているつもりです。

 

では、馬券が上手いとは一体どういうことなのでしょうか。人気馬をしっかり抑えて堅実に回収することでしょうか、それとも穴馬を買って高配当を狙うことでしょうか。いえ、そうではありません。

 

複勝1.1倍というこれを買うくらいなら死んだ方がマシのようなゴミクズ配当馬券を例に考えてみましょう。複勝下限1.1倍の馬の馬券内率は統計上では約75%です。ということは当たり前ですが、約25%の確率で外れるわけです。にも関わらず、この馬券を1万円分買って的中した場合の利益はたったの千円です。バカみたいじゃないですか?まあバカが買う馬券なので当然なのですが。考えて欲しいのはここです。その馬券は本当にリスクと配当が見合っているかということです。期待値とも言ったりしますが、競馬において具体的にそれを数値化することは不可能ですので、今回はそのような難しい話はナシにします。

 

馬券が上手い人というのは感覚的にこの考え方が出来ている人だと思います。前述したように具体的に数値化は出来ませんが、オッズや出走馬の力関係、過去との比較から期待値を考えて馬券を買うことが大切です。

 

もう1つ例を考えてみましょう。先日行われた安田記念のアーモンドアイについてです。単勝オッズは1.3倍でした。VMが1.4倍でしたので、より高い支持率であったことが分かります。しかし、他馬との力関係などを考えると、頭数が減ったことを差し引いても前走ほど楽には勝てないことくらい、普段から競馬を見ている人であれば分かるはずです。単純ですがこれだけでも期待値が前走に比べて明らかに低いことが、なんとなくイメージできます。決して、アーモンドアイを本命にした方をどうこう言うわけではありませんし、結果論と言われてしまえばそれまでなのでこれ以上言及しませんが、単勝に給付金を突っ込んでしまうような行為はあまりにも賢くないわけです。1倍台だしさすがに勝つでしょ、などと目先のオッズだけに囚われて冷静な判断が出来なくなっている人は本当に危険です。競馬に絶対はないということをいい加減に学習すべきでしょう。

 

単複に限った話ではありません。3連系の馬券などでも同じです。上位人気3頭が馬券内を占める確率は統計上では10%にも満たないわけですから。まあ、連系の馬券になると「オッズの歪み」という要素も出てくるので難しいところですが。ここまでの話だと、結局本命党がダメだって言いたいんでしょ、と思う方もいらっしゃるかもしれませんが決してそうではありません。人気サイドの馬券でしっかり回収を積み重ねている方もいらっしゃいます。逆に、ただ闇雲に穴馬を買っても当然勝てません。自分が背負うリスク、その馬が好走する確率に見合ったオッズ帯をしっかり見極めましょうということです。裏を返せば、大きく勝ちたいのであれば相応のリスクを背負うことも必要です。ただ、出走メンバーの力関係などから確率は一定ではないため一概には言えませんが、基本的には期待値が高い馬は人気薄サイドに潜んでいることが多いです。そもそも馬券はほとんどの人が負けるようにできているわけですから、大衆が狙っている馬を買い続けているうちは絶対勝てないですよね。

 

これらはあくまでも私の価値観、考え方ですし、他人に押し付けようとも思っていません。ですが、馬券成績が中々振るわない時には、この期待値について自分なりに考えてみるといいかもしれません。あとこれは余談になりますが、馬券が下手な人は、レース終了後に偉そうにベラベラよく喋ります。もちろん馬券やレースを見返すことで、課題や反省点を見つけたり、次走の狙いを立てることは重要ですし、それは私も毎週行っています。そうではなく、買ったら当たってただの、外れたけど予想通りだっただの、終わったレースに対して無意味なことをいつまでもグチグチ言っているのを見るのは本当に目障りで不快です。馬券は外れたくせに、自分の相馬眼や予想が当たっていたことだけはアピールしておきたいのか過去のツイートをご丁寧に自分でリツイートしてみたり、とにかく見苦しいです。はいはい、わかったわかったと心の中で大人の対応をしながら、そっとミュートします。まあ、そういう人に限って実際には大した配当の馬券を買っていないんですよね。逆に過去の栄光を未来永劫いつまでも語り続ける人も鬱陶しいですが。ちなみにエア馬券イキリ勢、印イキリ勢は論外なので早く消えてください。(法律上馬券が購入できない未成年者を除きます)。ついでに後出しでしょうもない配当の的中馬券をドヤ顔で載せてる人も割とウザイです。それわざわざ載せる必要あるんか?

 

すみません、口が悪くなってしまいました。ただ、馬券に限らず成功者は失敗を引きずらず、常に前を向いていますよね。それが言いたかったのです。さて、なんの話をしていたのか忘れてしまったので今日はもう終わりたいと思います。それでは。

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